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理事長挨拶

理事長に就任して

理事長 井上 幸次(鳥取大学)

このたび、日本眼感染症学会の理事長に選出されました鳥取大学の井上幸次です。よろしくお願いいたします。実は4年前に外園千恵理事長にバトンタッチさせていただき、強いリーダーシップで、活発な活動を展開しておられた日本眼感染症学会であり、私としてはその流れを更に次の世代へと思っていたのですが、思いがけず再登板ということになり、多少とまどいもあります。ただ、過去に3期6年理事長をさせていただいた経験を生かして、今後この流れを途切れさせず、さらに発展させていくべくがんばっていきたいと思います。

現在COVID-19が世界を席巻している中で、皮肉なことに感染症がひじょうな注目を集めており、感染症が依然として人類の大きな敵であることがクローズアップされています。現代医学の花形ともいうべき再生医学を牽引してこられた山中伸弥先生が、COVID-19に関わるようになっておられることは象徴的な現象だなと思います。当然のことながら眼科においても感染症は、高度な眼科医療を妨げる大きな脅威です。いくら多焦点眼内レンズを使用しても眼内炎をおこせば、術後想定されていた高度な視機能もすべて台無しになってしまいます。眼科医療を感染症から守るために、それに対抗していく大きな力として日本眼感染症学会は450名と少ない人数ながらがんばっていかなければならないと思います。

 そのような背景の中、今まで、日本眼感染症学会はさまざまなプロジェクトを行ってきましたが、中でも大きかったのは感染性角膜炎診療ガイドラインの策定です。ただ、ガイドラインは一度作成すると新たに改訂を重ねていかなければならない性質のものであり、今回、第1版、第2版作成の委員長であった私としては、是非私の理事長任期中に第3版の作成を実現できればと思っております。その他コロナ対策も含めて、日本眼感染症学会の活動は、すべての眼科医にとって重要な事業であり、日本の眼科全体に対する日本眼感染症学会の責務であると認識しています。

 残念ながらCOVID-19のせいで、今年のフォーサムは来年に延期となってしまいましたが、来年は是非皆さんが仙台につどい、活発な意見を戦わせることができるようになればと思っております。それまでCOVID-19下の非日常的な環境に負けることなく、逆にオンラインでできることが増えたことを利用して、理事・評議員が一丸となって、更なる日本眼感染症学会発展のためにがんばりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

日本眼感染症学会

Japanese Association for Ocular Infection

各種お問い合わせはこちら 072-623-7878 | folia@hcn.zaq.ne.jp